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コラーゲンペプチドの効果・効能を最新研究から120%納得できるよう解説します。



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コラーゲン を食べ物やサプリとして摂取すると美肌によく効く…という噂には、賛否両論があります。

確かに私たちのからだの中で、コラーゲンはアミノ酸から合成され、エラスチンと呼ばれる弾性繊維とともに、皮膚の潤いを保ってツヤとハリを維持しています。

そのためコラーゲンは、美容を気にかける女性にとって大変魅力的な成分として、様々なサプリメントや化粧品の材料となっています。


そんなコラーゲンですが、幾らお肌によいと言っても、

「サプリや粉末、食べ物など外から他動物のコラーゲンを幾ら摂取しても、全く意味がない!」

…という主張も、実は大変根強いものがあります。


2017年3月1日放送の「ガッテン!」では、そんな“コラーゲン無意味派”の主張を覆す形で、外から摂るコラーゲンの有効性が改めて解説されました。

私自身も、番組を見たときには「そんなバカな(笑)」と眉唾物にしか思えませんでしたが、その後ネットなどで個人的によく調べてみた結果、この放送内容が一定の根拠を持っていることが理解できました。


効果あり? それとも効果なし? 

世間で混乱を招いているコラーゲンの効果・効能について、現段階での科学的研究で明らかにされているところを、誰が読んでも120%理解&納得できるように説明していきます。

【目次】

★見出しタイトルの一覧です。
ブログの仕様上、リンクはできませんが、スクロールして興味ある個所からご覧ください。

1.とりあえずガッテン放送内容の簡単なまとめ

2.コラーゲンの美肌作用が医学的には「効果なし」と言われてしまうのはなぜ?

3.「コラーゲンの摂取は意味ない」という主張は間違い~最新研究からの根拠

4.コラーゲンの効果・効能を120%理解するのに欠かせないキーワード説明

① 繊維芽細胞とは?
② コラーゲンペプチドとは?
③ ヒドロキシプロリンとは?

5.コラーゲンを食べて、本当に肌のダメージが修復されるメカニズムとは?

① コラーゲンは全てアミノ酸に分解されてしまう…という通説のウソ
② コラーゲンペプチドが直接コラーゲンになるのではなく、コラーゲンを増やす細胞を○○するから“効果がある”

6.美肌効果以外にもある!コラーゲンペプチドの優れた効果・効能とは?

① コラーゲンペプチドの、傷や炎症の回復を早める効果―皮膚を守る
② コラーゲンペプチドのアンチエイジング効果―血管を守る
③ コラーゲンペプチドの骨を丈夫にする効果―骨粗鬆症を予防?
④ コラーゲンペプチドのその他の効果-関節炎予防・軟骨の維持など

7.コラーゲンで嬉しい効果が出るのは、どんなタイプの人?

8.コラーゲンの最新研究データと摂取についての注意点~必ずお読みください。

9.コラーゲンペプチドに副作用や危険性はないの?

10.コラーゲンペプチドを効果的に摂取するには、どうしたらいいの?

① コラーゲンを多く含む食材とは?
② より効率的に摂取したいなら ― コラーゲンペプチド・サプリ おすすめランキング









1.とりあえずガッテン放送内容の簡単なまとめ


3月1日に「決定版!コラーゲンの効果100%活用SP」のタイトルで放送されたNHKガッテンの放送内容を、ごく簡単にまとめてみます。

従来は、コラーゲンを食べても結局体内でばらばらに分解されるので、コラーゲンとしての効果は期待できないというのが通説でした。

しかし最新の研究データによると、実はやはりコラーゲンを摂取するとお肌の調子をよくする効果が期待できることが明らかとなっています。

まずそのメカニズムを説明しますと、人がコラーゲンを食べたとき、体内でばらばらに分解されたコラーゲンの破片を血液中に見つけた「繊維芽細胞(せんいがさいぼう)」が、コラーゲンが壊れていると勘違いして(?)、慌てて自らを増殖させてコラーゲンを大量生産するからだそうです。

実際、病院の現場でも、寝たきりで皮膚に褥瘡(じょくそう)=床ずれができてしまう患者さんにコラーゲンをたくさん摂ってもらうと、その治りが明確に速いのだそうです。

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※画像はイメージです。
またコラーゲンは、皮膚だけでなく軟骨や関節、血管や骨にも効果があると言われます。

近年、病院で利用されるばかりでなく、お正月の箱根駅伝でも見かける城西大学の駅伝部では、部員がコラーゲンを摂取し、足や関節の調子がよくなったと実感しているそうです。


京都大学大学院農学研究科、佐藤健司教授の研究によると、動物実験において、繊維芽細胞にコラーゲンを加えると明らかに細胞が増殖・活性化することが確認されています。

繊維芽細胞というのは、主に傷や炎症などダメージの修復に関わる細胞で、私たちの体のどこかが損傷を受けるとそこに集まり、自ら増殖しながら修復に必要な組織を形成していきます。

例えば皮膚にすり傷ができれば、コラーゲンなど皮膚組織を積極的に産生し、傷の治りを早めるといったことですね。

つまり、コラーゲンを食べれば誰でもその作用の恩恵にあずかるわけではなく、顕著な効果を体感できるのは、あくまでもからだのどこかに一定のダメージを受けている人に限られます。

例えばお肌に関してならば、高齢や紫外線の影響が大きい人、極端な乾燥肌やすり傷などのある人。 若くて何もしなくてもお肌ぷるぷる、ピチピチという方は、コラーゲンを食べてもほとんど変化はありません。

すなわち、従来の栄養学による「コラーゲンは効果なし」の通説は、厳密には正しくありません。
近年の研究により、コラーゲンの摂取がお肌や関節の調子をよくするアンチエイジングの効果・効能をもたらす可能性もあることが分かってきたのです。


ガッテンの放送内容は、簡単にまとめるとおおよそこのようなものです。



2.コラーゲンの美肌作用が医学的には「効果なし」と言われてしまうのはなぜ?


これまで専門家の間では、医学的・栄養化学的な観点からは、もともと他動物のものであるコラーゲンをサプリにしろ食べ物にしろ口から摂取したところで、肌における直接的なコラーゲンとしての効果はなく、美肌を意識してコラーゲンをたくさん摂ることは全く意味がないものと考えられてきました。

そのような考え方は、具体的にはどんな医学や栄養化学の理論を根拠としてきたのでしょうか?

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それは、私たち生命体が持つ基本的なメカニズムに由来しています。

私たちは栄養源として、植物にしろ動物にしろ他の生命体を食べなければいけません。
そしてそこから、その食べた生命体でなく、私たち自身の体をつくり、機能を助ける栄養分だけを取り込まなくてはならないのです。

そのためには、もとの生命体の情報が私たちの体内で現れ、私たちヒトとしての生命の営みを邪魔することのないように、食べたものをそのまま体内に取り入れるのではなく、食べたものを最小単位の栄養素にまで分解してから消化します。

例えば、牛や豚の肉を食べても、そのタンパク質は胃や小腸で消化酵素によってアミノ酸に分解されてから体内に吸収されます。
牛や豚の筋肉を構成しているタンパク質がそのままヒトのからだに取り入れられることは、決してありません。

ですから、牛や豚の肉を食べても、ちゃんと分解したアミノ酸を一から組み直し、ヒトの筋肉を構成してから再利用されるわけで、決して牛や豚の筋肉がそのまま私たちのからだに付くわけではないですね。


コラーゲンもこれと同じで、コラーゲンもタンパク質の一種ですから、牛や豚の肉を食べたのと同じようにアミノ酸に分解されて吸収されるのみであり、結局はタンパク質を食べるのと同じ効果しかない…というのが、今までの(今でも?)大半の医学者や栄養学者の常識的な見解です。


コラーゲンの場合は、具体的には次のような種類のアミノ酸からつくられています。

①グリシン
②プロリン
③ヒドロキシプロリン
④その他、人体を構成できる20種類のアミノ酸



コラーゲンを形成する過程で、②のプロリンの一部が化学変化を起こし、③のヒドロキシプロリンという物質になります。
このヒドロキシプロリンが、もとは細い繊維体であるコラーゲンを互いに結合しており、これで初めて皮膚や間接など体の各部位で潤いや弾力を保持するコラーゲン層を形成することが可能になるので、ヒドロキシプロリンはコラーゲンに欠かすことのできないアミノ酸です。

そして私たちがコラーゲンを摂取し、消化器官で分解する際には

①グリシン
②プロリン
③ヒドロキシプロリン
④その他のアミノ酸



この4種類に分解して吸収します。
しかし残念ながら、③のヒドロキシプロリンをプロリンに戻すことはできないようです。

そして①のグリシンと③のその他アミノ酸は小腸から吸収しますが、②のヒドロキシプロリンだけは吸収されず、体外に排出されます。
これはあくまでも他動物のコラーゲン形成のために他動物の体内でつくられた特殊なアミノ酸であり、人体でそのまま再利用することはできないからです。


「元の生命体の情報が現れない最小単位まで必ず分解してから吸収し、そこまで分解できない成分は吸収しない(もしくは吸収しても体内で利用せず、最終的には全て排出する)」という、生命体の基本的なメカニズムに即して考えれば…。

コラーゲンを幾ら頑張ってたくさん食べたところで、タンパク質を多めに食べる以上の意味はなく、コラーゲンそのものによる直接的な美肌効果はほとんど期待できない…という専門家の主張は全く正しいように思えます。

ところが、最近の研究から得られた結果を踏まえ、「コラーゲンの摂取には、やはりある程度の効果が期待できる」という新たな見解もまた、科学者や医学者といった専門家の中から出始めているのです。



3.「コラーゲンの摂取は意味ない」という主張は間違い~最新研究からの根拠


外から食べたコラーゲンがそのまま直接、私たちの皮膚に入り込み、お肌の潤いや弾力性をもたらしてくれるわけでは決してありません。

no-title従来の医学や栄養学の常識として、基本的にはタンパク質を摂取すると、人体は消化器官でそれを完全にアミノ酸レベルにまで分解し、体内で再利用できるもののみを吸収して新陳代謝や生理機能に利用し、そうでないものは代謝せずに外に排出してしまうものと考えられてきました。

しかし最近の研究では、コラーゲンを摂取したあとに血液の成分を調べてみると、(これまでは消化吸収されないと言われていた) コラーゲンペプチド、中でも特にヒドロキシプロリンの濃度が、普段よりもずっと高くなっていることが分かったのです。

そしてその増えたヒドロキシプロリンが、ある条件付きではありますが、何らかの作用で繊維芽細胞を活性化し、結果としてコラーゲンが増産されたりお肌の調子がよくなったりするのは事実だということです。

実際、被験者に1日一定量のコラーゲンを摂取させ、数週間後に精密機器による皮膚状態の検査を行ったところ、肌の水分量や弾力性、キメなどが改善し、シワの本数も有意に減少したとする実験報告が複数存在します。

例えば、下記のようなページが参考になります。
・マイナビニュース「常盤薬品と阪大、コラーゲンドリンクの継続飲用による美容への有効性を実証」
・新田ゼラチン Wellnex

それでは以下、現在の研究報告から推測される範囲で、コラーゲンペプチドがどのようなメカニズムで私たちの身体に作用し、お肌を始めとして関節・骨・血管などあらゆる部位のダメージを改善してくれるのか、それを分かりやすく解説していきたいと思います。

その前に、これをよく理解するのに必要なキーワードについてご説明しておきます。



4.コラーゲンの効果・効能を120%理解するのに欠かせないキーワード説明


① 繊維芽細胞とは?


私たちの皮膚は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などが“真皮”と呼ばれる弾力性のある組織を構成し、表皮と皮下組織とを結合していますが、この真皮に当たる部分をつくり出しているのが「繊維芽細胞」です。

そして上の『ガッテンの放送内容まとめ』でも述べたとおり、繊維芽細胞はお肌に限らず、骨や関節、血管など全身の傷や炎症といったダメージを修復するのに欠かせない細胞です。

私たちの体のどこかが損傷を受けると、ある成分が血液中に増加するのを目印にすぐさま感知します。
そして即座に損傷部位に集まり、自ら増殖しながら修復に必要な組織を形成していくのです。

その、繊維芽細胞が目印とする“ある成分”。
これが実は、次に詳しく述べる「コラーゲンペプチド」なのです。



② コラーゲンペプチドとは?


“コラーゲンペプチド”における「ペプチド」とは、複数のアミノ酸がある決まった順番で繋がった分子の一群と理解すればよいです。

一般に、アミノ酸が50個以上繋がったものがタンパク質、50個未満のものがペプチドと覚えておけば分かりやすいでしょう。
(厳密には“ペプチド結合”と呼ばれる結合のしかたに定義がありますが、ややこしいので省略します)


つまり「コラーゲンペプチド」とは、コラーゲンが一つ一つのアミノ酸レベルにまで分解しきれず、アミノ酸が幾つか繋がったままの形で残っている、ガッテンの放送に即して言えば『コラーゲンの破片』と捉えることができます。

そして、このコラーゲンペプチドにも幾つか種類があります。
中でも特に食品やサプリからコラーゲンを摂取したあと血液中に多く見出されるのが、“Pro-Hyp (プロリル・ヒドロキシプロリン)“Hyp-Gly (ヒドロキシプロリル・グリシン)です。

Pro-Hyp (プロリル・ヒドロキシプロリン)とは、プロリンとヒドロキシプロリンが結合したもの。
Hyp-Gly (ヒドロキシプロリル・グリシン)とは、グリシンとヒドロキシプロリンが結合したものです。

先ほど述べましたように、摂取したコラーゲンは分解され、プロリンやグリシンなど単体のアミノ酸は普通にアミノ酸としてタンパク質合成に再利用されていきますが、分解しきれずペプチドとして残ったこれらの Pro-Hyp や Hyp-Gly は、そのまま吸収されて血中に入ること、そして幾つかの非常に大切な生理活性機能を示すことが分かってきました。



③ ヒドロキシプロリンとは?


コラーゲンを構成するアミノ酸の一つ“プロリン”に、水素原子と酸素原子が結合して“-OH”がついたもの、これが「ヒドロキシプロリン」です。

この“-OH”の部分が、互いに繋ぎ合う“手”のような役割を果たすので、元は1本の細いアミノ酸の糸でしかないコラーゲンが、あの柔軟かつ丈夫なコラーゲンの繊維状の固まりとなり、私たちの皮膚や関節、血管を守ることができるのです。

このヒドロキシプロリンは自然界に存在するアミノ酸の一種ですが、非常に特殊で、まずコラーゲンにしか見出すことができません。

そしてこのヒドロキシプロリンを含んだコラーゲンペプチドこそが、いわゆる昔から知られたコラーゲン効果=美肌効果の他にも、さまざまな優れた健康機能をもたらしてくれる源だったのです。



5.コラーゲンを食べて、本当に肌のダメージが修復されるメカニズムとは?


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まず、これまで「コラーゲンを食べても効果はない」と教えられてきた(?)私たちが、その常識を大きく覆すポイントとして押さえなければならない点が2つあります。

それは、最近の研究で明らかにされた新発見であり、次の二点です。



① コラーゲンは全てアミノ酸に分解されてしまう…という通説のウソ


コラーゲンを摂取すると、消化器官でアミノ酸に全て分解されてから吸収されるため、コラーゲンそのものが体内に入ることはない ― という従来の栄養学の考え方を少し改める必要があります。

no-title確かに繊維状をしたコラーゲンの固まり自体がそのまま体内に入ることはないですが、このコラーゲンが細かく分かれた“コラーゲンペプチド”は、小腸から微量でなく一定量が吸収されて血液中を流れ、全身を回るということ。

また、特にコラーゲンペプチドの中でも、上述した他動物のコラーゲンとして働いた名残である“ヒドロキシプロリン”を含んだペプチドがちゃんと吸収され、コラーゲン摂取後、数時間近くも血液中にかなりの濃度で存在するのです。

これは、2003年にヒトを使った実験で明らかにされています。
今回のガッテンにも出演されていた、京都大学大学院農学研究科、佐藤健司教授による実験です。

被験者にコラーゲンペプチドを摂取してもらってから採血し、その中のヒドロキシプロリン型ペプチドの量を測定したところ、血中にペプチドが移行してから3時間経過しても、これまで考えられていたよりも3万倍もの濃度のペプチドが確認できたそうです。

これは、従来の栄養学の常識とはかけ離れた、非常にサプライズな研究結果でした。



② コラーゲンペプチドが直接コラーゲンになるのではなく、コラーゲンを増やす細胞を○○するから“効果がある”


上記の実験の結果を受けて、佐藤教授はさらに続きの研究をしました。
つまり、血中のコラーゲンペプチドが私たちの体にどのような機能をもたらすのか? の解明です。

以下は、マウスの繊維芽細胞にコラーゲンペプチドがどんな影響を与えるかの研究結果です。



研究1:マウスの皮膚片を直接培養し、繊維芽細胞の動きを比較する。

no-titleマウスの皮膚片を直接培養すると、繊維芽細胞が自ら活発に動き出します。

生体である1匹のマウスから皮膚を取り出すのですから、細胞から見れば、生体がダメージを受けた=ケガをしたのと同じ状態ですね。

ですからそこを修復するために、白血球や繊維芽細胞が自ら動いて集まってくるのです。
この動きを、細胞が「遊走する」と言います。

この遊走している繊維芽細胞に、コラーゲンを食べたときに吸収され、最も多く血液中に存在するコラーゲンペプチドである“Pro-Hyp (プロリル・ヒドロキシプロリン)”を加えると、遊走してくる繊維芽細胞の数がはっきりと増加しました。

つまり組織が炎症を起こすなどダメージ状態にあるとき、繊維芽細胞はPro-Hypによって用量依存的に(その数や量に比例して)活性化されることが分かります。



研究2:繊維芽細胞をコラーゲンゲルの中に移し、繊維芽細胞の動きを比較する。

次に、生体のダメージ状態でなく、炎症も傷もない普通の状態でPro-Hyp が増えたとき、繊維芽細胞がどんな反応を示すかを実験しました。

普段、繊維芽細胞はコラーゲンなど細胞外の基質に接着して存在しています。
そのような状態にあるとき、繊維芽細胞の動きや増殖は抑制されることが知られています。
ダメージが何もなく、どこかを修復するために遊走や増殖する必要もないのですから、静かにおとなしく体力温存しているわけですね。

そんな、生体としてノーマルな状態のとき、Pro-Hyp が血中に増えると繊維芽細胞はどうなるのか?
これを調べるため、マウスの繊維芽細胞をコラーゲンゲルの中に播種し、Pro-Hyp を加えてみました。

すると、やはり繊維芽細胞は活発に増殖し始めました。
これも先の実験と同じく、Pro-Hyp の量に比例して増殖する割合も増えました。

つまり繊維芽細胞がコラーゲンの中で静かにしているときも、Pro-Hyp によって活性化され、ダメージの治癒が促進されることが推測されます。



研究3:マウスの肉芽腫にPro-Hyp がつくられていることを確認。

さらに佐藤教授は、マウスを解剖して取り出した肉芽腫 (外から侵入した病原体や異物の作用を抑えこむため、免疫反応によって形成される腫瘤のようなもの) に、Pro-Hypが産生されていることを確かめました。

no-titleつまりこれは、身体のどこかに炎症が起きたとき、そこからPro-Hyp がつくられて放出され、ダメージの修復が必要であることを繊維芽細胞に知らせる「細胞外メッセンジャー」としての役割を果たすためのものだと考えられるのです。

そして、コラーゲン食品を外から摂取したときにも吸収されるPro-Hypはこれと同じものであり、このPro-Hypが増えているのを感知した繊維芽細胞が、身体のどこかにダメージがあるものと認め、その修復のために活発に動き出すという可能性が考えられます。

つまり、ガッテンの番組の中で「コラーゲンの破片を見た繊維芽細胞が、コラーゲンが壊れたと勘違いして、コラーゲンを増産し始める」という一見荒唐無稽と思われそうな(?)解説もありましたが、この説明もあながち根拠のないものでもないわけです(^^;)。





6.美肌効果以外にもある!コラーゲンペプチドの優れた効果・効能とは?


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近年、コラーゲンペプチドについての研究が進み、食品から摂るコラーゲンのさまざまな効果や効能が、医学的・科学的に実証されつつあります。

特に、従来から言われる美肌効果ばかりでなく、骨や血液など、私たちの健康を直接左右する組織にまで影響を及ぼす可能性が示唆されています。

我が国でも近年、ガンや心疾患、動脈硬化、骨粗鬆症などの生活習慣病が社会問題化しています。
コラーゲンペプチドの摂取は、これら生活習慣病の予防も期待できる可能性を秘めています。

ここではコラーゲンペプチドの、美肌作用以外にもたくさんあると思われる、私たちの健康維持に大切な効果や効能について、現段階の研究報告から推測されているものを、幾つかご紹介します。

※これらの研究の中には、ヒト試験でなく動物実験段階のものも含まれています。



① コラーゲンペプチドの、傷や炎症の回復を早める効果―皮膚を守る


褥瘡(床ずれ)やすり傷の治癒促進効果

no-title炎症の修復を主な働きとする繊維芽細胞を活性化してくれるコラーゲンペプチドは、すり傷・切り傷・皮膚炎といった肌の外的ダメージにも良い作用をもたらします。

特に、病院で寝たきりの方などに起こる“床ずれ=褥瘡(じょくそう)”の回復を早めるのに、コラーゲンの摂取が大変効果的であることが、近年実証されています。

病院食でコラーゲンゼリーを毎日食べるようにすると、それまでは1年以上も治らなかった床ずれが、わずか1ヶ月ほどで傷口が塞がる事例も出てきました。

日本褥瘡学会誌が正式に掲載したデータによると、コラーゲンを1日10g摂取した結果、4ヶ月後に大きな改善が見られた方は全体の75%にも上りました(コラーゲンなしの場合は19%)。

また、褥瘡をつくった実験用ラットに、コラーゲンペプチドとアルギニンを投与してその治癒効果を比較しました。
アルギニンは、すでに褥瘡治癒の促進効果が確認され、摂取を推奨されているアミノ酸です。

すると、何もしない褥瘡ラットに比較すると、明らかに褥瘡の面積が縮小するスピードが速くなり、治癒までの日数が短縮しました。
特にコラーゲンペプチドの治癒効果は、アルギニンと同等か、それ以上に高い効果が期待できることが示されました。

このように、褥瘡をはじめとする皮膚の外傷に関しては、コラーゲンペプチドの治癒促進効果は研究により確かめられています。

実際に、日本褥瘡学会は、公式に出版している『在宅 褥瘡予防・治療ガイドブック 第3版』の中で、褥瘡の予防や治療に必要な栄養素として、亜鉛やアルギニン、n-3系脂肪酸などとともに、コラーゲンの摂取も推奨しています。



その他の皮膚を守る効果

no-titleその他にも、紫外線ダメージの回復や、日焼けによる皮膚ダメージの回復を促進すること等が、幾つかの研究報告として上がっています。

特にPro-Hyp については、線維芽細胞のヒアルロン酸合成を促進することが確かめられています。



② コラーゲンペプチドのアンチエイジング効果―血管を守る


no-titleコラーゲンペプチド摂取による、血流の改善・血圧の降下・血糖値の抑制効果なども確かめられています。

ガッテンの中でも紹介されましたが、愛媛大学医学部付属病院の研究では、50代~80代の男女にコラーゲン5gを飲んでもらって、血管への効果を検証しました。

その結果、プラセボを飲んだ人にはほとんど変化がなかったのに対し、コラーゲンを飲んだ人は、血管の柔らかさが平均で5歳分も若返ったと言います。

近年、さまざまな生活習慣病や老化現象が血管の炎症を発端とするケースが多いことが分かり、また血管年齢、すなわち血管の柔らかさやしなやかさがその人のアンチエイジング度を決定するとまで言われています。


その血管の20%は、実はコラーゲンから構成されています。
コラーゲンペプチドによる繊維芽細胞の活性化によって、血管コラーゲンの新陳代謝がバランスよく行われ、その人の血管を若々しくしなやかに保つことで、上記のような高血圧予防(血圧降下)、糖尿病予防(血糖値抑制)などの効果も期待できることは、不思議ではありません。



③ コラーゲンペプチドの骨を丈夫にする効果―骨粗鬆症を予防?


no-titleコラーゲンペプチドの摂取により、骨を強くし骨粗鬆症を予防する効果が期待されています。

リンを多量に摂取させて骨粗鬆症としたマウスに、Pro-Hyp (プロリル・ヒドロキシプロリン)と Hyp-Gly (ヒドロキシプロリル・グリシン)をエサとして与えた結果、骨密度が増え、骨強度が高くなりました。

骨も常に新陳代謝が行われ、古くなった骨は破骨細胞が溶かしていき、同時に骨芽細胞が新しい骨をつくっていきます。
ヒトの場合、成人では約10年で全ての骨が入れかわると言われています。

そして、破骨細胞が骨を溶かしてその成分が血液中を流れますが、その中に含まれるコラーゲンペプチドが、骨代謝を調製する機能を果たしているのではないかと推測されています。

細胞培養での実験では、Pro-Hyp が破骨細胞と骨芽細胞を活性化して骨の新陳代謝を促し、逆に破骨細胞が働きすぎて骨を壊しすぎると、今度はHyp-Gly が破骨細胞を抑制し、骨代謝のバランスを取ることが分かっています。

特にPro-Hyp は、骨芽細胞が骨を合成する際に働く一連の酵素の発現を増加させる作用があることが知られています。



④ コラーゲンペプチドのその他の効果-関節炎予防・軟骨の維持など


no-title働き盛りのビジネスマンでも、加齢とともに膝の曲げ伸ばしに痛みが伴い、歩行や階段の上り下りが苦痛になるのは、よくあることだと思います。

膝や肘といった関節の、骨と骨をクッションのように柔らかく繋ぎ、自由に滑らかに動くようにしているのが軟骨です。

しかしこの軟骨は、加齢や肥満、悪い姿勢、あるいは成長期の激しいスポーツなどによってすり減り、また石灰化が進んでクッション機能が低下してしまうことがあります。

そうすると、骨も変形して強い痛みが生じてくるのです。


コラーゲンペプチドの主要成分であるPro-Hyp やHyp-Gly は、関節を構成している軟骨細胞や滑膜細胞に働きかけ、コラーゲンやヒアルロン酸の合成を促進して軟骨の変形を抑制し、関節の痛みを改善する効果が確かめられています。

マウスに、リンを多量に含んだエサを与えて骨密度を低下させつつ、一部のマウスには同時にコラーゲンペプチドも与えて3週間飼育する実験をしました。
そうすると、コラーゲンペプチドを与えたほうのマウス群は、そうでない群に比べて、軟骨の層が厚く、軟骨の細胞数も増えているという結果が出ました。

またヒトにおいても、変形性膝関節症の患者さんに、コラーゲンペプチド10g/日を約3ヶ月間摂取してもらったところ、膝機能と疼痛の世界的な判定基準であるWomacとVasの両方において、有意に改善効果が見られました。


ドイツではすでに5年も前から、コラーゲンが関節炎の治療に使われて始めています。

現場の医師によると、コラーゲンは普通の痛み止めの薬よりも効果が出るのに時間がかかるが、痛みの元となる炎症そのものを抑えるので、一時的でなく根本的に痛みが和らぎ、多くの患者さんの苦しみを軽減してくれるとのことです。


ガッテンでも紹介がありましたが、日本でも、箱根駅伝の常連校である城西大学の駅伝部が、学生寮での食事にコラーゲンを取り入れており、「力もつくようになってタイムも伸び、効果が感じられました」という部員の声も聞かれています。

長距離走は膝への負担も大きいスポーツですから、関節を守る軟骨の機能や痛みを改善するコラーゲンペプチドが効果を発揮するのは、十分に考えられることです。



7.コラーゲンで嬉しい効果が出るのは、どんなタイプの人?


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ガッテンの放送内容によると、コラーゲンが効果的で使用を特におすすめできるのは、次のようなタイプの方です。

① 高齢の人
加齢が原因で、肌の状態がかなり悪くなってしまった方が、コラーゲンの摂取でシワやかさつきが改善した事例が複数ある。
一方、若い人が飲んでもあまり効果は見られないという報告が多い。
(ただし“年相応”の肌の衰えには、大きな効果は期待できないようです)


② 炎症のある人 (大けが、関節痛、日焼け、冬の乾燥、etc.)
肌の状態が普通に健康な状態でない、何らかのダメージを負っている人には、炎症を修復する働きのある繊維芽細胞の活性化を促すコラーゲンペプチドの摂取は、効果があるようです。


動物実験においては、コラーゲン摂取による骨密度の増加などの効果が報告されていますが、これらは全て、組織に明らかな炎症やダメージが認められた場合に限られています。

no-titleまたヒト試験においても、褥瘡の治癒促進や冬季の乾燥肌の改善など「効果あり」の報告に関しては、からだの組織のトラブル時、あるいは高齢などのケースで特に高い効果が見られています。

つまりコラーゲンペプチドは、摂取すれば誰にでも顕著な効果が現れるわけではなく、ケガや炎症など明らかに組織にダメージや異変がある場合、あるいは加齢によるダメージが強い場合に、繊維芽細胞を活性化する機能を示すようです。

ですので、何もしなくても今のままで十分にお肌ぷるぷる・ピチピチな若い女性の方が、もっともっと美しくなりたいとコラーゲンを頑張って食べても、ほとんど変化はないということです。

それどころか、タンパク源がコラーゲンに偏ってアミノ酸のアンバランスを起こし、かえって美容を損ねる結果になるかもしれません。
何事も欲張りは禁物、ということですね (^^;)



8.【重要】コラーゲンの最新研究データと摂取についての注意点~必ずお読みください。


コラーゲンを使用する際には、次のような点に留意した上で購入・摂取してください。

●コラーゲンはあくまでも食品なので、薬のように確実な顕著な効果は期待すべきではありません。

●コラーゲンペプチドについての本格的な研究は、まだ一部の研究者によって始まったばかりです。
ここでご紹介した実験や研究の結果について、大規模なコホート研究やメタアナリシスのような裏付けがあるわけではなく、再現性があるかどうかも保証はありません。

●ここでご紹介したようなコラーゲンペプチドの効果・効能を期待してコラーゲンや関連食品を摂取する際は、ご自身の判断でお願いします。


なお、国民の栄養・健康・食生活等について客観的な立場から調査研究を行う、国の独立行政法人である『国立健康・栄養研究所』のホームページを参照すると、コラーゲンについては「効果がある」とする報告と「効果がない」とする報告とどちらも存在することが分かります。

コラーゲンペプチドについての本格的な研究は、まだ最近始まったばかりで、発展途上の段階にあると言えます。
また、どんな健康食品でもそうですが、摂取する人・症状・タイミングによっても効果の現れ方は異なります。
したがって「効果がある」or「ない」を早急に断定することはできません。


上記の国立健康・栄養研究所の見解について詳しく知りたい方は、下のリンク先をご覧ください。
コラーゲンの有効性ばかりでなく、安全性に関わる事例も詳しくまとめられているので、参考になると思います。

●国立健康・栄養研究所「『健康食品』の安全性・有効性情報」
「健康食品」の素材情報データベース ― コラーゲン




9.コラーゲンペプチドに副作用や危険性はないの?


no-titleコラーゲン食品 (ゼラチンも含む) は動物性由来であり、牛・豚・鶏・魚などを原料としています。

タンパク質や卵など動物性のものにアレルギーのある方は、摂取されないことをおすすめします

また、肝臓病、腎臓病などのある方、妊婦の方などは、医療機関に相談の上でご使用ください。




10.コラーゲンペプチドを効果的に摂取するには、どうしたらいいの?


① コラーゲンを多く含む食材とは?


やはり基本的には、食材からの摂取が一番おすすめです。

no-title鶏手羽・うなぎ・豚足の煮込み・牛すじなどがコラーゲンを多く含みます。

加熱後に冷ましたとき、いわゆる"煮こごり"ができるものですね。
魚の煮付けでしたら、鯛・ヒラメ・ブリ・鯖など何でもOK。


より効率的にコラーゲンを摂りたい場合は、ゼラチンをお料理に使うとよいです。
ゼラチンは牛・豚・鶏・魚などの動物に含まれるコラーゲンを加熱・抽出してつくられます。

お値段も、サプリ用コラーゲン(コラーゲンペプチド)が一般的に100g当たり1,000~2,000円かかるのに対し、料理用ゼラチンは500円程度が相場ということです (メーカーや原材料によっても異なります)



② より効率的に摂取したいなら ― コラーゲンペプチド・サプリ おすすめランキング


ただし、やはりコラーゲンペプチドそのものと比較すると、血液中への吸収量が違います。
ガッテンの調べによると、ゼラチンの吸収量を1とすると、コラーゲンサプリは約1.8倍も吸収率が高いのです (体質などの個人差、メーカーや商品によっても違ってきます)

そこで当ブログでは、高品質でおすすめのコラーゲンペプチド・サプリ商品をご紹介しておきたいと思います。

コラーゲンペプチド・サプリ おすすめランキング
商 品 名商 品 の 特 徴
【豚皮由来】コラーゲンペプチド(ドイツ生産)

※ おすすめ度
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コラーゲン通販の専門店が販売する、ドイツ産の高品質(一番搾り)コラーゲンペプチド。純度100%でもちろん無添加。お値段も1日当たり37円と、最も低価格でコスパ良しです。EU圏の食品基準は日本と同等かそれ以上に厳しいので、安心して購入できます。下のリンク先をご覧になれば分かりますが「はっきり申し上げられるのは、コラーゲンを1日5g以上、継続することが美容と健康をサポートするということです」と、過剰宣伝もなく好感が持てます。高品質コラーゲンペプチドを低価格で提供できる理由も下記の商品サイトに説明があります。送料は購入1点なら160円~。
公式サイトは↓↓↓こちら。
コラーゲン5000mg×30日分が1080円!

ニッピ コラーゲン100
お試し用



※ おすすめ度
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コラーゲンペプチドの日本国内シェアNo.1のメーカー「株式会社ニッピ」が販売する粉末サプリ。こちらも純度100%。食品ばかりでなく化粧品、工業用等さまざまな用途のコラーゲンペプチドを製造しています。原材料も牛・豚・魚と多岐に渡るようです。品質は保証されていると言えるでしょう。価格は、初回お試し用で1日当たり50円、2回目からの通常価格では1日約97円で、上の1位の商品と比べるとやや割高。送料はお試し用1点なら無料。
公式サイトは↓↓↓こちら。
食べるコラーゲンペプチド100% 初回限定987円 送料無料






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