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カカオポリフェノールの効果効能を120%詳解!論文へリンクもあり。



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カカオから摂れるポリフェノールと言えば、そのままですが “カカオポリフェノール” という呼び名で知られていますね。

もちろん、カカオを原料にしてつくられるチョコレートやココアにも、カカオポリフェノールは豊富に含まれています。


近年、カカオポリフェノールのさまざまな生理活性機能が明らかとなり、そこから期待できる健康や美容への効果・効能を、世代や男女問わず多くの人が意識するようになり、カカオ分の高いチョコレートやココア製品も人気を集めています。

血圧や血糖値を抑え、動脈硬化や心疾患、脳卒中のリスクを低下させるなど、生活習慣病全般の予防に有効、さらには肥満を抑制することからダイエットにまで効果的である…等いろんな噂や評判がネット上にも広がっています。


そこでこの記事では、

  • ・カカオポリフェノールには、どんな効果や効能が期待できるの?
  • ・その体内でのメカニズムや科学的な根拠はどうなっているの?
  • ・カカオポリフェノールが健康やダイエットに効果的というのはウソ? 本当?


これらの疑問に対し、研究者による調査データや論文、専門家の方が執筆した資料やリーフなどの出典も示しながら考え、できるだけ分かりやすくご説明したいと思います。


※※ 捕 捉 ※※
■この記事をまとめる際に私が参考にした研究結果や論文・資料へのリンクを、各項目の終わりに「参考資料」として掲げています。ただしリンクがない項目もあります。

■この記事では、ネットでアクセスしうる論文や研究データ (主に国内の) を参照してカカオポリフェノールに期待できる効果や効能についてまとめてありますが、現時点では世界各国においても、まだまだ小規模・短期間のみの調査や実験結果が多い、あるいは食品メーカーがスポンサーとなっている研究や実験が多いといった問題点も少なくないので、科学的客観的に実証できる段階とは言えないことを予めここでお伝えしておきます。

この記事の内容は、あくまでも参考材料としていただき、カカオ商品を購入する際はご自身の判断でお願いします。


【目次】

★見出しタイトルの一覧です。
ブログの仕様上、リンクはできませんが、スクロールして興味ある個所からご覧ください。

1.カカオポリフェノールって、そもそもどんな物質?

① カカオポリフェノールと緑茶ポリフェノールはどう違う?
② カカオポリフェノールに含まれる効果的な成分とは?

2.カカオポリフェノールには、どんな効果や効能が期待できるの?

① 心臓病・動脈硬化・高血圧・糖尿病など、血管系の生活習慣病を予防する効果
② 活性酸素を減らす。抗酸化作用
③ 脳機能を向上させる。認知症やアルツハイマー症の予防効果
④ 腸内環境を改善する。腸管バリアを強化して炎症を抑える効果
⑤ その他、カカオポリフェノールに多い“プロシアニジン”に期待される効果や効能

3.【まとめ】カカオポリフェノールに期待できる効果・効能とは?

4.【注意】カカオポリフェノールの効果は本物。でもチョコレートは食べ過ぎないで!CHECK!

5.カカオ・チョコレートの効果効能など関連記事のご紹介










1.カカオポリフェノールって、そもそもどんな物質?


カカオに含まれるポリフェノールのことを一般に「カカオポリフェノール」と称します。
しかし実は、“カカオポリフェノール”という名前の物質が単体として存在するわけではありません。

カカオポリフェノールとは、カカオ豆に含まれている幾つものポリフェノール成分をまとめて総称したものです。

具体的には、特に効果効能を期待できる成分に限って言えば、主にカテキン類やその重合物から成り立っています。


① カカオポリフェノールと緑茶ポリフェノールはどう違う?


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“カテキン”と言えば思い出されるのは「緑茶ポリフェノール」ですね。

お茶独特の苦みや渋みの元となる成分が“茶カテキン”であり、これは抗酸化・抗菌・炎症抑制・高血圧や動脈硬化など血管疾患予防・抗ガンなど、多様で強力な生理活性によってありとあらゆる効果効能を期待される代表的な機能性成分です。


ですから普通に考えれば、そのカテキンを主成分とする カカオポリフェノール にも、緑茶ポリフェノールと同様の効果や作用を期待できそうに思います。

実際、抗酸化作用や血圧・血糖値の抑制による生活習慣病リスクの低下など、似たような効能も少なくありません。


しかし、そもそも「ポリフェノール」という物質ができる過程を考えると、主に植物固有の代謝物質として、植物の種それぞれに、自らに必要な成分をその種に特有のやり方で化合や合成してつくり出すものです。

その方法やあり方は、長年にわたる進化の中で、その種だけに定着・固定化してきたものなので、たとえ似たような成分を基盤としていても、植物の種が違えばそのポリフェノールの機能や働きも異なってくる可能性があります。

少なくとも似たような作用があるとしても、効果の程度にも多少の差が出てくるものと考えられます。


ですので、カテキン類という類似の成分を含んでいても、カカオポリフェノールと緑茶ポリフェノールとは、異種の植物がそれぞれのやり方でつくり出した固有の物質であることを忘れず、期待できる代表的な効果や効能についても、あくまで別個のものとして捉えておいたほうがよいでしょう。


② カカオポリフェノールに含まれる効果的な成分とは?


カカオポリフェノールの効果は主に、エビカテキンやプロシアニジンといった成分によって発揮されると考えられています。

プロシアニジン とは、エビカテキンやカテキン類が複雑に組み合わさった化合物の総称であり、細かく見ると種類がたくさんあります。

さかんに研究が進んでいる緑茶ポリフェノールに比べ、カカオポリフェノールの研究はまだまだこれからだと言えそうですが、とりあえず現段階で科学的に推測できる効果・効能を挙げてみたいと思います。






2.カカオポリフェノールには、どんな効果や効能が期待できるの?


① 心臓病・動脈硬化・高血圧・糖尿病など、血管系の生活習慣病を予防する効果


カカオポリフェノールは、血管をしなやかに保ち血液をさらさらにすることで、心臓病や脳卒中、動脈硬化、高血圧、糖尿病など、現代人に多発しているさまざまな血管疾患のリスクを減らす効果が期待できます。

血管壁の内側を覆っている細胞を血管内皮細胞と言いますが、この血管内皮細胞が、血管の拡張と収縮、免疫細胞の活性化および不活性化といった、血管や血液のシステムを正常に維持するのに大切な働きを常に適切に調節しています。

この血管内皮細胞による血液システムの調節機能を“血管内皮機能”と呼びますが、何らかの原因でこれに障害が現れると、血管がうまく拡張しなくなったり、あるいは免疫細胞が異常に活性化して過剰な炎症を引き起こすようになったりして、血管の狭窄が起こり高血圧や動脈硬化、あるいはインスリン抵抗性の増大を招いて高血糖などの原因となってしまいます。


これまでのさまざまな研究により、カカオポリフェノールには、生活習慣の乱れなどから不具合を起こした血管内皮機能を改善して、血管の拡張を促したり、過度な免疫反応を抑制して炎症を抑え、血液のきれいな状態を守る手助けをすることで、血行をよくして血圧を下げ、血管の柔軟性を保つ可能性があることが示されているのです。


カカオポリフェノールには、これから述べていきますように他にもさまざまな効果や効能が期待できますが、特に血液の健康を守り、血管系の病気を予防する効果については、下記の別記事に詳しく分かりやすくまとめましたので、興味のある方はぜひご覧ください。

オススメ ! カカオポリフェノールが血管や血液を守る効果とは?論文へリンクも。


② 活性酸素を減らす。抗酸化作用


カカオポリフェノールにかかわらず、緑茶・ワイン・果物などに含まれるポリフェノールには抗酸化作用が期待できると言われています。

no-title 一般的なポリフェノールに抗酸化作用が期待できる理由やメカニズムについては、下の別記事に詳しくまとめてあります。
ポリフェノールの抗酸化効果を化学構造で説明。多く含む食品は何?



ポリフェノール全般における抗酸化作用のメカニズムより分かることは、そのポリフェノールを構成する成分の化学構造において、「水酸基=OH」の数の多いポリフェノールほど抗酸化力が強い ということです。


緑茶ポリフェノールの“茶カテキン”もそうですが、総じてカテキン類は水酸基の多い構造をしているため、抗酸化能力が非常に高いと言われます。

カカオポリフェノールの主成分であるエビカテキンやプロシアニジンも、カテキン類の仲間であり、やはり水酸基をたくさん持っているため、他の植物や果物におけるポリフェノールと比較しても、抗酸化力は高いほうだと推測されます。


実際、カカオポリフェノールに関する研究からも、試験管での実験や動物実験の段階ではありますが、コレステロールや赤血球の酸化抑制、スーパーオキシド (体内で最も多く発生する活性酸素) の消去、酸化的DNAの損傷抑制 (つまりガンを抑制) といった抗酸化作用が確認されています。






⑥ 脳機能を向上させる。認知症やアルツハイマー症の予防


カカオの摂取で増加すると言われる“BDNF”って何?

愛知学院大学と明治製菓の共同研究により、高カカオチョコレートの摂取で「脳由来神経栄養因子 (BDNF) 」が増加し、脳の神経細胞の成長や維持を促進して、記憶や学習などの認知機能を高めたり、加齢に伴う脳細胞の老化を抑制する可能性が示唆されました。


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脳由来神経栄養因子 (BDNF) とは、海馬・大脳皮質・大脳基底核など、記憶や学習、複雑な思考といった高度な知的活動に欠かせない重要な部位に、特に多く分泌されるタンパク質です。

BDNFは、他の多くの成長因子やサイトカインと同様に、細胞間同士のシグナル伝達物質として働き、神経細胞の特定の受容体に結合することで、神経細胞の成長や維持、シナプスの分化などを促進して脳の正常な機能を守ります。


また、通常は脳の神経細胞が分裂・増殖するのは胎児期までであり、それ以降は脳細胞の数を増やすことができないと言われますが、海馬など脳の一部では、成人してからも神経細胞の分化や新生を行う能力を維持することが分かっています。

脳に分泌される神経栄養因子類は、この神経細胞を新たにつくり出す能力を刺激し活性化することで、神経細胞の新生や増加を促すと考えられています。

この神経栄養因子の中でも特にBDNFは、その働きが強いものと考えられています。


多くの研究では、アルツハイマー型認知症やうつ病患者にはこのBDNFの分泌量が少ないことが示されることから、これら脳の病気の予防や抑制にもBDNFは深く関わるものと思われます。


カカオポリフェノールは、どうやって脳のBDNFを増やしてくれるの?

チョコレートの摂取により血清中のBDNF量が増加する理由については、カカオポリフェノールの抗酸化力が大きく関わっているものと考えられています。

抗酸化作用によって、なぜBDNFの分泌量が増えるのか?

それについては、逆の発想ですが、脳に発生する活性酸素が多すぎると、そうでない場合に比較してBDNFの分泌量が減少する可能性が研究で示されています。

例えば、脂質の多い食事を実験ネズミに摂取させると、海馬や大脳皮質でBDNF量が減り、うつ病に似た不安傾向を示すようになります。


また、別の実験においては、2群のラットに激しい運動を強制的に課して、うち1群には事前に抗酸化物質を投与しましたが、もう一方の群には通常の餌のみ与えました。

すると、特に運動を強制しない場合に比較して、抗酸化物質を与えないラット群には特に差が出ませんでしたが、抗酸化物質を投与したラット群における海馬のBDNF量は格段に増加したのです。


BDNFは、心地よい適度な量の運動においては、海馬や血清中の濃度が上昇することが知られていますが、過度な運動を強制させた場合には、かえって増加が少ない、あるいは減少さえしてしまうことが多くの研究で知られています。

つまり、ほどよい量の活性酸素はBDNFの分泌を促進するようですが、活性酸素が増えすぎると逆に分泌を抑えてしまうと考えられます。


BDNFは、カカオポリフェノールの他にも、葉酸・DHA・ペプチド等の摂取によって増やすことができるとも言われています。

これらの成分の共通点は全て「抗酸化作用がある」ということです。

以上のことから、カカオポリフェノールの抗酸化力によって、脳や血液中のBDNFが増加し、脳機能の発達や健康的な維持に役立っているのではないかと考えられています。


参考資料:
明治 みんなの健康チョコライフ「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究 最終報告」
「高強度運動時における抗酸化物質投与が海馬脳由来神経栄養因子(BDNF)発現に及ぼす影響」







⑦ 腸内環境を改善する。腸管バリアを強化して炎症を抑える効果


カカオポリフェノールはどんな善玉菌を増やしてくれるの?

チョコレートやカカオ製品から摂取されるカカオポリフェノールは、血液をさらさらにして血管を若々しく保ってくれるばかりでなく、なんと腸内細菌にも作用して、腸から私たちの体に働きかけて健康や美容に嬉しい効果をもたらす可能性があることも、近年の研究から明らかになってきました。

実験で極度に太らせたマウスに、カカオポリフェノールの主成分であるプロシアニジン(カテキン類の重合型) を摂取させると、腸内フローラ (さまざまな種類が存在する腸内細菌のバランス) が肥満でない普通のマウスと同程度にまで改善され、幾つかの種類の善玉菌が増加するのが見られます。

たとえば、腸内を酸性に保って悪玉菌の繁殖を抑える善玉菌。

あるいは大豆イソフラボンを、エクオールと呼ばれる女性ホルモンに似た効果的な成分に分解してくれる善玉菌。

これだけでも十分に嬉しいですが、さらにカカオポリフェノールは、腸管バリア機能を向上させてくれる腸内細菌を増やす働きもあると言われています。



いま新たに注目される「腸管バリア機能」って何?

ご存じのように、腸管は私たちの摂取したものが外から入ってくる場所ですから、身体に必要な栄養素ばかりでなく、病原菌や化学物質など生体にとって有害な異物が侵入する危険にも常にさらされています。

腸管は、食物から栄養素をうまく吸収すると同時に、これら有害なものを取り除いて外に排出しなければなりません。

このように、生体に危険を及ぼす異物が体内に侵入するのを防ぐ腸管のシステムを“腸管バリア”と呼び、腸管の表面にびっしりと並ぶ 腸管上皮細胞 の働きによって機能しています。

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上図のように、腸管の壁は細かく折りたたまれたように無数の襞 (ひだ) を為しており、この襞を細かく見ると、絨毛 (じゅうもう) と言われる細い毛のような突起に包まれています。

さらにこの絨毛の外側を隙間なく覆っているのが、バリア機能をつかさどる腸管上皮細胞です。


腸管上皮細胞は、タイトジャンクション と呼ばれる堅固な結合のしくみで互いに密着し、細菌や異物などさまざまな分子が細胞間を通過するのを防いでいます。

また、腸管上皮細胞の表面には常にムチンから成る粘液が分泌されており、異物の侵入を妨げ、それらを押し流す働きをしています。

さらに、有害なウィルスや物質を感知すると、直ちに免疫応答が発動し、抗菌物質や抗体が分泌されてそれらを捕捉・殺菌するようになっています。

このような、外から取り入れる食物に常に接する腸管が、一緒に入ってくる有害物質から身体を守るため、それらが体内へ侵入するのを食い止めるあらゆる働きやシステムが“腸管バリア機能”です。






腸管バリア機能が低下するとどうなるの?

腸管バリア機能が低下すると、エンドトキシンと呼ばれる細菌由来の毒素が腸から体内に流入し、体のあちこちに慢性炎症を引き起こすことが知られています。

高脂肪食や高ショ糖食を続けると、肥満になると同時に腸管バリア機能も低下し、血液中に炎症性のサイトカインがたくさん見られるようになります。

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また、事故や病気で重体にあるときも、腸管バリア機能が低下して腸内細菌が体内に入り込むことで、それらが菌体内に持っているエンドトキシンにより全身に急性炎症が起こり、多臓器不全に陥って生命が危険にさらされることもよく知られています。

このように腸管バリアは、平時はとても有用な腸内細菌がヒトの体内に侵入して毒性を現すのを防ぐためにも、非常に大切な機能です。



カカオポリフェノールが腸管バリア機能を向上させることを示唆した、研究結果や論文は?

動物実験によると、ココアを添加したエサで一定期間飼育したラットと通常のエサで飼育したラットに、上記のエンドトキシンを投与したとき、ココアを与えたラットのほうが通常飼育したラットよりも死亡率が低下しているのが見られました。

また、少量のエンドトキシンを投与した後に臓器を観察すると、ココアを与えたラットのほうが通常飼育のラットよりも、肺や肝臓に対する好中球 (免疫細胞の一種) の浸潤が少なく、炎症が抑えられているのが確認されました。

さらに、エンドトキシンを投与した際に上昇する血中の炎症性サイトカインの量も、通常のラットよりもココアで飼育したラットのほうが明らかに少ないことが分かりました。


他にも、マウスにカカオを投与すると、腸管バリア機能の指標であるグルカゴン様ペプチド2 (GLP-2) と呼ばれる成分の血液中濃度が上昇するなど、カカオポリフェノールの腸管バリア機能改善作用を示唆する研究が多くあります。

このように、糖質やタンパク質と違って小腸から容易に吸収されないカカオポリフェノールは、食物繊維と同じく大腸にまで届いて、腸内細菌を通して私たちの体にさまざまな効果や効能をもたらしてくれている可能性が大きいです。


no-title「ポリフェノールは吸収されにくいのに、なぜ摂取するといろんな効果が期待できるの?」という興味深い疑問とその答えについては、下記の別記事に詳しくまとめてありますのでどうぞ。
ポリフェノール・パラドックスの謎…吸収されにくいのになぜ効果があるの?



参考資料:
太陽化学株式会社「ポリフェノール研究の新たな展開~腸内細菌叢への着目~」
カカオマスはエンドトキシンによる臓器障害を制御する
ココアおよびカカオポリフェノールによる慢性炎症の調節







⑧ その他、カカオポリフェノールに多い“プロシアニジン”に期待される効果や効能


その他、カカオポリフェノールに多く含まれる“プロシアニジン”に期待される効果や効能として、以下のようなものが科学的データによって示唆されています。

  • 薬物代謝を促進する作用
    ダイオキシンや発がん物質が侵入した際に、特定の受容体と結びついて有害化するのを抑え、安全な解毒成分の分泌を促して排泄を促進する。
  • 肝障害を予防する作用
    上記の抗酸化作用や炎症抑制作用により、肝細胞の変性や損傷を抑えて肝臓を守る。
  • 脂質代謝の促進作用
    熱やエネルギーの産生を促して脂質代謝を促進、中性脂肪やコレステロール値の低下、肥満予防に繋がる。


ただし、これらの研究は発展途上のものも多々ありますので、あくまでも参考として記憶に留めておくとよいかと思います。

参考資料:
プロシアニジンの機能性




3.【まとめ】カカオポリフェノールに期待できる効果・効能とは?


つまりカカオポリフェノールには、要約すると以下のような効果や効能が期待できると言えそうです。

  • 抗酸化作用
  • 心臓病や脳卒中の予防
  • 動脈硬化の予防
  • 血糖値の抑制、糖尿病の予防
  • 血圧低下・高血圧の予防
  • 脳機能の向上・認知症やアルツハイマー症の予防
  • 腸内環境の改善・腸管バリア機能の向上 …etc.

ATTENTION!

ただしポリフェノールは薬剤ではありませんので、摂取したからといって直ちにこのような効果や効能が顕著に現れるという意味ではありません。

また、多量に摂取したからといって効果を上げられるというものでもありません。

ポリフェノールはごく微量しか体内に吸収されませんが、その少しの量でそれなりの生理活性作用をちゃんと示します。

カカオをはじめ野菜や果物など、身近な食品から気長に継続して少しずつ摂るように心がけましょう。


4.【注意】カカオポリフェノールの効果は本物。でもチョコレートは食べ過ぎないで!


これまで見てきたように、チョコレートやココアの原料となっているカカオには、カテキン類など多くの効果的なポリフェノールが含まれており、これらを摂ることで健康や美容へ及ぼす一定のメリットを期待できることは、過去の科学的データからも信じてよいと思います。

ただし、カカオニブやカカオ豆はともかく、チョコレートはあくまでも加工してつくられた“お菓子”であり、たとえ「高カカオ」と称した商品であっても脂質や砂糖を多く含みます。

消費者が安心安全な生活を送れるようさまざまな情報を収集・提供し、消費者問題の解決に取り組んでいる「独立行政法人 国民生活センター」は、近年売上げを伸ばしている“高カカオチョコレート”についても、過剰摂取に陥らないよう警告を発しています。

CHECK! 国民生活センター「高カカオをうたったチョコレート」


特に、チョコレートによる糖分と脂質の摂りすぎには注意したいところです。

「高カカオは体にいい!」の甘い文句に踊らされ、気が付いたら食べ過ぎでカロリーオーバー…なんてことにならないよう気をつけましょう。


no-title実はカカオの効果を得るには、ダークチョコレートを毎日 ○ g も食べれば十分なんです。
○ に入る答えを知りたい方は、以下の別記事にジャンプ!

ダークや高カカオチョコレートも食べ過ぎは危険!1日の摂取量は?




5.カカオ・チョコレートの効果効能など関連記事のご紹介








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